忘年会やその二次会の費用は、経費精算上、福利厚生費?それとも接待交際費?どちらでしょうか?
一定の要件を満たせば経費精算が可能
社内で行う忘年会や二次会については、「社員全員が参加可能な場合」については社員に対する福利厚生費として経費精算をします。
福利厚生費に仕訳するためには、一部の社員のみを対象とした飲み会ではなく全社員が対象であるという点に注意が必要です。
ただ、あくまで対象であればいいので、必ずしも全社員が参加する必要はありません。また、社内の全社員が一堂に会すのではなく、部署や課ごとに分けて忘年会を企画しているような場合でも、問題ありません。
二次会の費用も経費精算可能ですか?
二次会についても基本的には同じ考え方となります。ただし、二次会の場合は大抵一部の社員のみが参加することが多いため、福利厚生費として処理をすることは難しくなります。
この場合は「社内交際費」として経費精算することになるでしょう。なお、社内交際費は企業の規模や交際費の年間の金額などによっては、損金算入できないケースもあるため注意しましょう。
複雑な勘定科目も「楽楽精算」ならミスなく申請可能
このように忘年会などの社内で行う飲み会については、参加条件によって勘定科目が変わってきますので、経費精算するのであれば予め企画の段階でどういう参加条件とするのかについて注意するようにしましょう。
参加条件をある程度明確に規定しておくことで、勘定科目の設定も簡単になるので、経理も申請者も簡単に経費精算を行うことができます。しかし、いくらルールを決めても必ずそのルールが遵守された申請が上がってくるとは限りません。そのようなときは「楽楽精算」の「規定違反チェック機能」を利用することをおすすめします。
この機能を使うと、予めシステムに登録したルールが守られていないときに申請画面に警告メッセージを出したり、そもそも申請をさせないということが可能になります。そのため、規定に違反した申請があがってこないので経理が楽になることはもちろん、申請者も差し戻しからの再申請という手間が削減されるので会社全体の業務効率化につながります。詳細機能ページもありますので、ご検討ください。
>> 「楽楽精算」の規定違反チェック機能を見るまた、忘年会やその二次会以外の経費精算も経費精算システムで対応しています。まず、申請者が嬉しい機能として領収書読み取り機能があります。ひとつずつ手入力するのが面倒な領収書を専用アプリで写真を撮るだけで内容を読み込みデータ化、それを申請データに利用できます。
経理が嬉しい機能もあり、自動仕訳機能、振込データ(FBデータ)の自動作成機能がそれにあたります。申請時の項目によって自動で仕訳が完了したり、申請データを元に振込データ(FBデータ)も作成してくれます。その他にも経費精算業務に関わる全員が嬉しい機能がたくさんあるので、是非確認してみてください。
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