万が一領収書を偽造して経費精算の申請をされた場合、これを見破るコツはあるのでしょうか?
日々経費精算をしていると、さまざまな領収書を目にします。そこで万が一社員が悪意をもって領収書を偽造して経費精算の申請をしてきた場合、経理としてこれを見破るコツのようなものはあるのでしょうか?
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領収書のよくある偽造パターン
社員が領収書を偽造するよくあるパターンとしては、手書きの領収書の悪用があります。手書きの領収書の場合、ゼロを一つ書き加えれば一桁簡単に変えることができてしまいます。
通常はそのようなことができないよう、スペースを空けずに書くのが一般的ですが、稀にそのようなことができてしまう手書きの領収書が発行されることがあるため注意が必要です。
その他にも本来は仕事とは関係のないものを購入したにも関わらず、但し書きに「事務用品」などと関係があるような記載を店側にお願いして書かせているようなケースもあります。
このようにして作成された領収書を見破るのは非常に困難なため、経理担当としてはこれを見破るよりも、次のような対策をとる方が効果的です。
領収書の偽造を防ぐためには「レシート」を活用しましょう
領収書の偽造を防ぐ一番の方法は、社員に手書きの領収書ではなく「レシート」を提出させることです。レシートよりも手書きの領収書の方が正式な書面のような雰囲気があるかもしれませんが、実際は書く側のさじ加減で変更できてしまう手書きの領収書よりも、レジが自動的に印字しているレシートの方が、より信憑性があるのです。
よって、領収書の偽造を防止するためには、社員にレシートの添付を義務付けるといいでしょう。
まとめ
領収書の偽造は有印私文書偽造という非常に重い罪に該当しますから、絶対にやってはいけません。経理担当としては、社員にそのような魔が差さないよう、必ずレシートの添付を義務付けるといいでしょう。
また、これら経費精算をスムーズに行うためには、経費精算システムを導入するとより効率的です。是非検討してみましょう。
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