「楽楽精算」v10.5を提供開始。業務負荷が高い”紙請求書受け取り/処理の効率化”を支援し請求書の読取精度”99.9%”以上を実現

クラウド型経費精算システム「楽楽精算」は、Ver10.5を2022年8月22日(月)より提供開始します。Ver.10.5では「請求書処理支援オプション*」において、受取代行(スキャンサービス)とオペレーター確認の新機能が追加されます。これにより、紙の請求書受け取り/処理の効率化を支援し、請求書の読取精度99.9%以上を実現します。

※「請求書処理支援オプション」はお申込みが必要な有料オプションです。

請求書処理支援オプションに新機能登場!請求書受け取り及び支払依頼を効率化!

「楽楽精算」では、2022年8月22日(月)より請求書処理支援オプションの新機能をリリースします。これにより、経理が抱えていた請求書の受け取り及び支払依頼の工程を効率化します。

受取代行(スキャンサービス)

紙請求書の受け取りを代行し、スキャン、アップロードし、自動でAI-OCRによる請求書の読み取りが行われます。支払依頼に関する申請者の、請求書受け取り、スキャン、アップロード、請求書を見ながら入力の手作業工程を省略し、迅速な申請をサポートします。本機能があれば、請求書受け取りのための出社も不要になります。

<本機能を利用する企業のイメージ>
  • 紙の請求書の受け取りのために出社を余儀なくされている企業
  • 申請者が社内にいない/社内の複合機が少ない等で、申請者の紙請求書のスキャン作業待ちとなり、後続の処理の遅延に悩まされている企業
受取代行(スキャンサービス)

オペレーター確認

AI-OCRが読み取った請求書データをオペレーターが確認し、読み取りミスや漏れがあれば補正をしてくれます。
AIが読み取りにくい、複雑な請求書でも読取精度”99.9%“以上を実現し、入力ミスを大幅に削減します。

<本機能を利用する企業のイメージ>
  • 申請者の支払依頼フォームへの入力事項のミスを極限まで減らしたい企業
  • 受領する請求書が複雑なものが多く、AI-OCRで本当に読み取れるか不安な企業
受取代行(スキャンサービス)とオペレータ確認ありの業務フロー

請求書の確認/手入力の負担を大幅軽減する、請求書処理支援オプションとは?

請求書処理支援オプションでは、株式会社Deepworkのinvoxと連携し、受領した請求書の簡便なアップロードや、請求書に特化したAI-OCRによる高精度のデータ化を通じて、受領後の請求書の処理業務の工数を削減します。

受け取った請求書の処理業務を一気通貫で効率化

受け取った請求書の処理工数を効率化し、約400時間削減※の効果

請求書処理支援オプションを活用すると、毎月の受け取った請求書の処理工数が約66%削減※できます。
時間換算では約400時間※の削減につながり、関係者がコア業務へ従事できる時間を増加させます。

受け取った請求書を手作業で処理するのと「楽楽精算」でオプションを利用したときの比較

※ 月間請求書処理件数200件の企業の場合の年間の想定導入効果(企画時のラクス調査であり、企業差が発生し得ます)

「楽楽精算」V10.5の開発背景
~アナログ作業が多い請求書関連業務、経理が抱える課題とは~

開発背景①:「請求書の受け取りそのもの」が経理の負荷となっている

取引先が発行する請求書が”紙”の場合、まずは”請求書を受け取る”必要があります。昨今テレワークが普及しましたが、請求書を受け取るために、「経理だけテレワークできない」といった企業も存在しています。また、紙の請求書をデータ化するにはスキャンが必要ですが、その作業を待たないと後続の処理ができず、連鎖的に業務が圧迫される、という状況も発生します。

開発背景②:請求書処理は手入力の嵐。ミスも多く業務改善が急務な領域

受け取った請求書は、 支払処理をするために会社が定めたツール(経費精算システムやエクセル等)に手入力を行い支払依頼をする必要があります。請求書の枚数が多いと手入力が増え、ミスも発生しやすくなり、修正する工数が発生します。請求書処理は業務負荷が多い領域です。

請求書に関係する法改正により、企業は従来の管理方法を見直す必要がある

改正電子帳簿保存法とインボイス制度により請求書処理の効率化は急務に

< 2022年1月施行の改正電子帳簿保存法 >
PDFファイルで受け取った請求書を紙に印刷して保存できなくなり、電子保存が必須となっています。
※2023年12月までは宥恕期間

< 2023年10月施行の適格請求書等保存方式(以下、インボイス制度)>
インボイス制度施行後は、適格請求書発行事業者とそうではない事業者が混在することになります。それぞれ発行する請求書の仕様は異なるため、請求書処理業務はより複雑化し、作業工数が増えることが予測されています。

さらに、改正電子帳簿保存法は2023年12月末で電子取引データ保存の義務化猶予期限※を迎え、インボイス制度は2023年10月施行となります。ほぼ同時期に全企業が法要件に則した運用を開始する必要があり、今まさに、請求書業務の見直しは企業にとって急務な状況であることが伺えます。

改正電子帳簿保存法とインボイス制度のスケジュール

*「電子取引の保存義務」において、令和4年度税制改正大綱に2年間の宥恕措置が盛り込まれました。本調査では、設問を分かりやすく表現するため“猶予”という表現を使用しています。

このような背景から、経理の請求書関連業務を効率化し、負担を軽減するため「楽楽精算」では受取代行(スキャンサービス)とオペレーター確認の提供開始にいたりました。

累計導入社数10,000社突破!クラウド型経費精算システム「楽楽精算」とは

ラクスが開発・販売する「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システムです。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止を実現します。2022年4月時点で、累計導入社数10,000社を突破しました。

また、「紙に縛られない働き方プロジェクト」を推進し、業務のデジタル化による企業の「生産性向上」と「紙に縛られない柔軟な働き方の選択肢」の実現を支援しています。2022年8月31日まで同プロジェクト企画にて「楽楽精算」無料モニター企業を募集しております。

「楽楽精算」製品サイト
https://www.rakurakuseisan.jp/

「紙に縛られない働き方」プロジェクト特設サイト
https://contents.rakus.co.jp/paperless/

■「invox」とは
invoxは、どんな形式の請求書が届いても、99.9%以上正確にデータ化。振込・仕訳データを生成し、経理の支払・計上業務を自動化する、株式会社Deepwork(本社:東京都新宿区、代表取締役:横井 朗)が運営するクラウドサービスです。「楽楽精算」とシステム連携した「invox for 楽楽精算」により、請求書処理支援オプションを協同で提供しています。

会社概要

株式会社ラクス
本社 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿
設立 2000年11月1日
資本金 3億7,837万円
代表者 代表取締役 中村崇則
事業内容 クラウドサービス事業
会社HP https://www.rakus.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ラクス
Email rseisan-branding@rakus.co.jp
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