経費精算システム「楽楽精算」と建設業原価管理システム「どっと原価NEO」が自動連携開始、
個別開発不要の手軽なAPI連携で建設業の業務効率化を支援

株式会社ラクス（本社：東京都渋谷区、代表取締役：中村崇則、以下ラクス）が開発・提供するクラウド型経費精算システム「楽楽精算」は、株式会社建設ドットウェブ（本社：石川県金沢市、代表取締役社長：三國浩明）が提供する建設業向け原価管理システム「どっと原価NEO」との自動連携を2021年11月8日（月）より開始いたします。

これにより、「どっと原価NEO」上の工事マスターおよび「楽楽精算」上の仕訳データの自動連携が可能になります。手作業による各システムでのCSVの出力・アップロードが不要になり、手間やミスを削減し業務効率化を実現します。「楽楽精算」と他システムとのAPI連携を個別開発なしで実現する「楽楽コネクタ」機能を利用することで、短期間かつ低コストで連携することが可能です。

連携の背景と概要

建設業界では、人材不足や原価高騰、2024年4月に適用される「時間外労働の上限規制」への対応といった背景から、業務改善が喫緊の課題となっています。そうした中で、原価管理システムと経費精算システムをAPI連携し、工事の原価に関わる経費の管理を効率化したいという声をいただいていました。一方で、従来のAPI連携は個別のプログラミング開発が必要で、開発期間や人的リソース、コストなどの面でハードルとなっていました。
これらの課題を解決するため、業界導入実績No.1^※1の建設業向け原価管理システムである「どっと原価NEO」と「楽楽精算」とのAPIを使用した自動連携を開始し、建設会社の業務効率化の実現を支援いたします。

本連携により、「どっと原価NEO」上の工事マスターを「楽楽精算」に自動連携し、また「楽楽精算」上の仕訳データを「どっと原価NEO」に自動連携できるようになります^※2。各システムでの手作業によるCSVの出力・アップロードが不要になるため、手間や人為的ミスを削減し、業務効率化と内部統制強化を実現します。また本連携は、「楽楽コネクタ」の活用によりAPI連携のための個別開発が不要なため、月額料金のみの低コストかつ短期間での連携を実現します。

今後も「楽楽コネクタ」を介して「楽楽精算」と連携できる他サービスの幅を広げ、利便性を向上してまいります。

※1　東京商工リサーチ2021年2月調査より
※2　本サービス連携をご利用いただくには、「楽楽コネクタオプション」および「API連携オプション」のお申込みが必要です。

【建設業向け原価管理システム「どっと原価NEO」とは】

「どっと原価 NEO」は、小・中規模向けに構成され、建設業をはじめ業種を問わず幅広くお使いいただける業界導入実績 No.1の原価管理システムです。使いやすさと柔軟性で業務の合理化と経営の効率化を両立し、ゆとりある企業づくりを支援します。オンプレミス型はもちろん、サーバーレスで管理者不要、導入しやすいサブスクリプションモデルも用意し、お客様のニーズに合わせて高い導入効果を実現します。人気の高いカスタマイズ事例をテンプレート化した解決テンプレートも大きな特徴です。

製品紹介URL https://www.kendweb.net/eguide/

【「楽楽コネクタ」とは】

「楽楽コネクタ」は、ＪＢアドバンスト・テクノロジー株式会社（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長：吉松 正三）が開発・提供する「Qanat Universe(カナートユニバース)」の技術を採用することで、「楽楽精算」と他システムとのAPI連携を個別開発なしで実現する、「楽楽精算」のオプション機能です。費用や人的リソースが限られている企業においても、自動連携の実現が容易になります。

累計導入社数8,000 社突破！ 経費精算システム「楽楽精算」とは

ラクスが開発・販売する「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システムです。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止を実現します。2021年5月末、累計導入社数8,000社を突破しました。

「楽楽精算」製品サイト https://www.rakurakuseisan.jp/