ラクス、楽楽精算の新機能「請求書処理支援オプション」を発表
受領請求書の手入力不要、支払処理まで一元化し効率化
PDFで受領の請求書印刷保存 改正法で2022年1月から廃止も現状は6割が実施
株式会社ラクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中村崇則、以下ラクス)は、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」の新機能「請求書処理支援オプション」を、2021年11月下旬より提供開始します。受領した請求書のアップロード作業の工数削減や請求書に特化したAI-OCRによる高精度な読み取りによる手入力削減が可能になり、請求書の取り込みから支払処理まで一貫して行うことができ、経理業務のさらなる効率化を実現いたします。
「請求書処理支援オプション」の概要
「請求書処理支援オプション」では、メール添付された電子請求書(PDF)のアップロードの自動化や、請求書に特化したAI-OCRによる高精度のデータ化が可能になります※1。受領請求書の処理業務において発生する、取引先や金額などの情報の手入力や、手入力により生じる入力ミスの確認・修正などの工数を大幅に削減します。
※1 「請求書処理支援オプション」はお申込みが必要な有料オプションです。
<請求書処理支援オプションにより解決できるお困りごと>
- その1:(経理担当者・承認者)申請内容の確認や入力ミスの差し戻し・修正に工数がかかり負担が大きい
⇒AI-OCRによる手入力削減で入力ミスを防止、確認・修正の工数を大幅に削減 - その2:(経理担当者)受領請求書の処理と経費精算で管理方法が異なり煩雑
⇒受領請求書の処理と経費精算を「楽楽精算」で一元化し管理コストを削減
「楽楽精算」の事前申請、会計システム連携などの機能や、マスタ情報を請求書処理に活用可能 - その3:(申請者)受け取った請求書のシステムへのアップロード作業が面倒
⇒電子請求書(PDF)の場合、指定のメールアドレスへの送付で自動アップロードが可能
紙の請求書の場合は、複数枚をまとめて一括スキャンできるなどアップロードの手間を削減 - その4:(申請者)支払依頼の伝票に取引先や振込先、金額などを一つひとつ手入力する手間がかかる
⇒請求書に特化したAI-OCRにより形式を問わず請求書を高精度に読み取りデータ化。手入力を大幅に削減
さらに、「請求書処理支援オプション」と「電子帳簿保存法オプション」をあわせてご利用いただくことで、請求書のアップロードから支払依頼申請・承認、支払処理、そして請求書の電子保存まで、「楽楽精算」で一元管理することが可能です※2。
※2 「電子帳簿保存法オプション」はお申込みが必要な有料オプションです。電子帳簿保存法対応には法要件を満たした運用体制の構築が必要です。
開発の背景――PDFで受領の請求書 6割以上が印刷して保管
昨年から急速に進むテレワークやデジタル化の動きが追い風となり、業務のペーパーレス化の機運は一層高まっています。経理業務においては、2022年1月施行の改正電子帳簿保存法における、紙の請求書や領収書などを電子データとして保存する「スキャナ保存」に関する法要件の大幅緩和により、ペーパーレス化が急速に進むことが期待されます。また、改正電子帳簿保存法では、PDFファイルで受け取った請求書を紙に印刷して保存することができなくなり、電子保存しなければいけなくなります※3。
一方、ラクスが2021年6月に全国の経理担当者911名を対象に実施した調査によると、全体の6割以上がPDFファイルで受け取った請求書を「紙に印刷して保管している」と回答。来年1月の改正電子帳簿保存法施行が迫る中、多くの企業において、PDFファイルで受け取った請求書を電子保存する体制が整っていないことが伺えます。
また、請求書受領後に行う支払依頼申請や承認、支払処理などの業務においては、電子帳簿保存法だけでは解決しきれない多くの課題が残っており、効率化を望む多くの声をいただいていました。さらに、2023年から導入されるインボイス制度により、受領請求書の処理業務における負担が増加することが懸念されます。
こうした背景から、改正電子帳簿保存法への対応とあわせて経理業務のさらなる業務改善を実現すべく、「請求書処理支援オプション」を2021年11月より提供いたします。 「請求書処理支援オプション」は、11月の提供開始以降も順次機能アップデートを予定しています。請求書処理業務のさらなる効率化や、インボイス制度への対応など、利便性向上に取り組んでまいります。
※3 掲載内容は令和4年度税制改正大綱発表前の情報です。
累計導入社数8,000 社突破! 経費精算システム「楽楽精算」とは
ラクスが開発・販売する「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システムです。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止を実現します。2021年5月末、累計導入社数8,000社を突破しました。
「楽楽精算」製品サイト: https://www.rakurakuseisan.jp/
ラクスが解決に取り組む「デジタル格差」とは
ITの活用が不可欠であるテレワークやペーパーレス化、脱・ハンコなどの取り組みを進める上で今、「デジタル格差」という課題が生じています。ITをうまく活用できており新しい働き方への対応や、業務改善を着々と実現する企業・人がいる一方で、ITをうまく活用しきれず、取り組みが思うように進まない、期待する効果を十分に得られないといった企業・人に二分化しています。ラクスは創業以来、中小企業を中心にIT技術活用の格差を埋めるべくITサービスの開発・提供を続けてきた実績とノウハウをもとに、「デジタル格差」の解決と、一人でもよりよい働き方の実現ができる社会の実現に向け今後も取り組んでまいります。
会社情報
株式会社ラクス | |
本社 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 |
設立 | 2000年11月1日 |
資本金 | 3億7,837万円 |
代表者 | 代表取締役 中村崇則 |
事業内容 | クラウドサービス事業 |
会社HP | https://www.rakus.co.jp/ |
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ラクス | |
部署 | クラウド事業本部 楽楽精算事業統括部 |
担当者 | 丸山美佳(まるやまみか) |
rseisan-branding@rakus.co.jp |
文中の会社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。
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