経費精算システム「楽楽精算」、出張手配自動化サービス「AI Travel」とデータ連携開始

株式会社ラクス（本社：東京都渋谷区、代表取締役：中村崇則、以下ラクス）が提供する累計導入社数NO.1^※1のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」は、AIトラベル株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：村田佑介、以下AIトラベル）が提供する出張手配自動化サービス「AI Travel」とのデータ連携を開始します。

「楽楽精算」と「AI Travel」のデータ連携概要

従来の出張旅費精算では、申請者は出張に利用した宿泊先や交通機関の情報を、出張手配システムや宿泊予約サイト、乗換案内等を見ながら、1つずつ入力をするという手間が発生していました。また経理担当者も申請者から上がってきた精算内容が正しいかどうかを確認し、各旅行会社、宿泊先へ支払い処理をする工数がかかっていました。
この度の「楽楽精算」と「AI Travel」との連携によって、「AI Travel」で予約、手配した交通機関やレンタカー、宿泊施設などの利用履歴・出張旅費データをCSV出力し、「楽楽精算」にインポートすることができるようになりました。これにより、経理担当者においては、申請者の入力ミスが減るため、内容の確認や差し戻しの手間が減ります。また支払い処理に関しても「楽楽精算」に一本化されることで、各旅行会社や宿泊先への支払い作業が楽になります。

AIトラベルとの協働に至った背景と今後の展望

ラクスでは、IT技術によりバックオフィス業務を改善する「BO Tech^※2」の活用を推進しています。単純作業にかかる工数をBO Techの活用により大幅削減し、本来の業務に専念できる環境をつくることでバックオフィスの生産性向上をめざしています。この度の「楽楽精算」と「AI Travel」との連携においても、経理担当者の出張精算の手間や、支払業務における工数削減、および生産性向上を実現できることから、AIトラベルとの協働を進めることとなりました。この度の連携では、ステップ1としてまず、国内出張旅費精算、海外出張旅費精算における手入力の排除を実現し、ステップ2として年内に出張精算フローの自動連携を目指します。

※1　ITR「ITR Market View：予算・経費・就業管理市場2019」SaaS型経費精算市場：累計導入社数ランキング（初期出荷から2018年12月末までの累計導入社数）

※2　BO Tech（BOテック／ビーオーテック）とは、Back Office × Technology（バックオフィス × テクノロジー）の造語で、クラウドやAIに代表される先進テクノロジーを積極活用することにより、経理・財務・人事・総務・労務など企業管理部門（バックオフィス）の劇的な業務効率化を実現するソリューションやサービスの提供を目指します。

「AI Travel」について

AI Travelは法人向けの出張予約、管理、分析ができるクラウドサービスです。出張にまつわる業務を煩雑に感じている、業務効率化を検討したい、出張費の適正化を図りたいという企業様に企業規模、業種問わず導入されているBTMサービスになります。出張旅費の立替が不要になり、営業だけでなく経理の業務効率化も実現されます。
「AI Travel」の詳細についてはhttps://aitravel.cloud/をご覧ください。

導入社数6,000 社突破！ 経費精算システム「楽楽精算」とは

ラクスが開発・販売する「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるSaaS（クラウド）型の経費精算システムです。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止を実現できるサービスとなっています。

「楽楽精算」製品サイト　https://www.rakurakuseisan.jp/

また、2020年3月末、経費精算システム「楽楽精算」は導入社数6,000社を突破しました。ラクスは、2022年3月末の10,000社突破を目指し、引き続き様々な施策に取り組んでいきます。

ラクスが展開する「BO Tech」について

ラクスは、BO Techを通じたノンコア業務の圧倒的な負担削減により、企業は残業時間をはじめとする人件費等のコストを抑えられるだけでなく、従業員の満足度を高めつつその稼働を本来のコア業務へとシフトさせる、真の「働き方改革」を実現できると考えています。
今後はシステムを積極活用して絶えず業務効率化を突き進め、より戦略的で生産性の高いコア業務へとシフトする「攻めのバックオフィス」が企業の成長を推進する原動力となっていくはず。ラクスは、「攻めのバックオフィス」を支えるテクノロジーとして、引き続き「楽楽精算」をはじめ様々なクラウドサービスの展開、導入を推進していきます。